【医療法人社団 愛友会 ナーシングプラザ流山】Webで施設見学

多職種が連携する「チームケア」が求められる介護現場では、他職種との関係性がサービスの質に大きく影響しますよね。AMG（上尾中央医科グループ）の老健「ナーシングプラザ流山」の自慢は風通しの良い人間関係で、部署を超えた連携がしっかり取れていて、「チームで働く楽しさ」を味わうことができるのだそうです。現場はいつも明るく、新人さんも馴染みやすい環境が整っているそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見てきます。

「ナーシングプラザ流山」へのアクセスは、「柏駅」西口からバスに乗り、「免許センター」バス停で下車して徒歩4分。敷地内には広い駐車場があるため、マイカー通勤の方も多いそうです。玄関では、入職3年目の介護福祉士さんが笑顔で迎えてくれました。「ようこそ！当施設は老健として最高ランクの『超強化型』の施設で、『おおむね在宅、ときどき老健』をモットーに、多職種チームで在宅療養に向けた支援に取り組んでいます」。

まずは通所のリハビリスペースで、木製パズルを紹介してくれました。種類が豊富ですね！「実はこちら、すべて職員の手作りなんです。ものづくりが趣味の職員が、利用者様のために脳トレ効果のあるパズルや、さまざまなレクリエーションツールを作ってくれました」。手作りとは驚きです！職員の趣味や特技を活かして、利用者様の満足につながる支援を行っているとのこと。

リハビリ科の科長さんにお会いしました。「こちらは通所の方用のリハビリスペースで、入所の方用のスペースは入所フロアにあります。ただ、入所の方の場合、着替えや排泄などの生活で必要な動作訓練を重視していて、居室やデイルームでリハビリを行うことが多いです。家庭環境を再現したリハーサルルームも完備しているんですよ」と、科長さん。リハビリスタッフは、入所担当・通所担当・訪問担当に分かれて勤務しているそうです。

つづいて、森看護部長にお会いしました。どんな仲間を歓迎していますか？「即戦力となる中途入職者はもちろんですが、今後は新卒採用や無資格・未経験の方の採用にも力を注ぐ方針です。AMGには介護職向けのラダーや、資格取得支援などのキャリアサポートが整っているので、働きながら初任者研修→実務者研修→介護福祉士とステップアップしていくことができます」と、森看護部長。

入所フロアに伺うと、多職種の皆さんが集まってくれました。みなさん笑顔でいきいきとしていますね！「信頼できる仲間と安心して働ける環境があるので、自然と笑顔になれるんです。当施設の一番の自慢は職種を超えたチームワークで、質の高いケアや在宅復帰率の高さにつながっています。忙しい時間帯などは部署を超えて助け合っているので、残業は月5時間以内と、ONとOFFのメリハリを大切にしながら働けています」と、皆さん。

つづいて、入所フロアのデイルームへ。定員120名の入所設備は3つのフロアに分かれていて、2階と3階は一般棟40床ずつ、4階は認知症専門棟40床の構成です。たんの吸引や胃ろうの管理など、医療依存度が高い方も受け入れていますし、看取りケアにも対応していて、さまざまな介護経験を積むことができる職場です。介護部門では、利用者様はもちろん、ご家族の要望にも耳を傾けながら個別に合わせた支援の提供に努めています」。

デイルームの一角で、新人介護スタッフさんへの指導風景を見学しました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にも教育担当者が付き、業務に慣れるまでマンツーマンのOJTを行っています。当施設には、新人さんを職場全体で育てていこうという意識があるので、教育担当以外のスタッフも新人指導に積極的に携わっていますし、他職種の先輩から指導を受ける機会も多いです」。新人さんに優しい職場ですね。

「こちらは、実習指導者資格を持つ介護主任（写真左）と、技能実習指導者資格を持つ介護スタッフ（写真中央）です」と、紹介してくれました。「スキルアップ支援として、ラダーに沿ったレベル別の研修を定期開催しているほか、AMGの合同研修や外部研修にも積極的な参加を促しているため、さまざまな認定資格を持つ職員が多く在籍しています」。経験豊富な介護職が多く、全体の約8割が介護福祉士資格を有しているそうです。

研修室に伺うと、介護スタッフさんが研修動画を視聴していました。「スキルアップを応援するため、各種委員会の委員長や看護師が講師を務め、毎月テーマを決めて研修動画をつくっています。職場のパソコンから視聴できて、10分～15分程度の動画なので、こんなふうに各自の都合の良い時間に学習し、レポート提出で理解を深めています」。施設内研修は、集合研修とオンライン研修を併用しているそうです。

スタッフステーションを覗くと、多職種カンファレンスが行われていました。「カンファレンスには介護職・看護師・リハビリスタッフ・ケアマネージャー・歯科衛生士・管理栄養士などの多様な専門職が参加し、それぞれの立場から利用者様にとって最適なケアを検討しています。退所後のサポートとして、訪問リハビリや居宅介護支援なども行っているため、必要に応じて居宅部門のスタッフとも連携しているんですよ」と、皆さん。

最後は、子育て中のママさん・パパさんを紹介してくれました。「女性はもちろん、男性スタッフも育児休暇や子の看護休暇を積極的に取得しやすい職場で、これから結婚・出産の予定がある方も大歓迎です。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務を選ぶこともでき、夜勤の曜日・回数の相談や週末休みのシフト希望にも柔軟に対応してもらえます」と、お2人。子育てに理解のある職場ですね。今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。多職種のチームワークが良い老健、いかがでしたか？

部署の垣根がなく、職種間の意見交換・情報共有がしやすいため、質の高いチームケアを実現していました。どの職種も「利用者様のスムーズな在宅復帰」という同じ目標を持って仕事に取り組んでいて、新入職員の教育にも多職種で関わり、成長を応援しているそうです。

――働きやすさはどうですか？

施設全体で残業削減や有休消化の促進に取り組んでいて、とても働きやすい環境が整っています。ワークライフバランスを大切にできる職場なので、家庭を持つスタッフが多く、小さなお子さんを持つママさん・パパさんもいきいきと活躍していましたよ！

――では、ここはちょっと、というところは？

チームで働くことが苦手な方には向いていない職場かもしれません。看護部長は「人への興味や共感力」を採用で最も重視したいそうで、働くスタッフの皆さんは協調性や思いやりを大切にしている方ばかりでした。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

施設内の窓がとても大きくて、日差しがたっぷりと差し込み、スタッフの皆さんは利用者様と一緒に四季折々の自然を楽しんでいるのだとか。中庭には桜の木があり、春の満開時期にはすごく見応えがあるそうです。